2012年7月26日木曜日

=== 平成24年春 問67 ===


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問67

プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)における“花形”を説明したものはどれか。

ア 市場成長率,市場占有率ともに高い製品である。成長に伴う投資も必要とするので,資金創出効果は大きいとは限らない。
イ 市場成長率,市場占有率ともに低い製品である。資金創出効果は小さく,資金流出量も少ない。
ウ 市場成長率は高いが,市場占有率が低い製品である。長期的な将来性を見込むことはできるが,資金創出効果の大きさは分からない。
エ 市場成長率は低いが,市場占有率は高い製品である。資金創出効果が大きく,企業の支柱となる資金源である。



解説

プロダクトポートフォリオマネージメントとは、商品の成長率、市場占有率(シェア)から、次の4つのタイプに分類し、経営資源をどのように配分するかを決める手法

■花形
市場成長率が高く、シェアも高い
市場を維持するために、資金はかかるが、成長が期待できる

■金のなる木
成長率は頭打ちだが、シェアが高い
資金がかからず、収益率が高い。過剰な投資はしなくてもよい。

■問題児
成長率は高いが、シェアはまだ低い
赤字だが、投資をすることで、成長が期待できる。花形にするための戦略が必要

■負け犬
成長率も低く、シェアも低い
成長性が低く、基本的には撤退すべき。

ア 花形
イ 負け犬
ウ 問題児
エ 金のなる木





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